9年前のヤマハPASシステムの電池表示に関する考察2.1

現在、2回充放電サイクルを繰り返しても、電池容量表示は正常にならないようです。
充電前に、セルを入れ替えたバッテリーの中を確認しました。

電池サイズが小さいものに入れ替わっています。
基本的に単1型Ni-Cdはもう扱わないようにしているのかもしれません。
在庫に残るリスクなどと、物自体流通していないのかもしれません。
電池自体のサイズが小さくなったので、スポンジでクリンでサイズ調整されていました。      

制御基板は、シリコン系樹脂で防滴処理がされていました。

電池内部の制御基板は、E2PROMは外付けでした。
三星電子のKS24C04のSOP品が乗っているようです。
動作電圧は確認していません。
問題が発生した際に、E2PROM内部の情報にアクセスしやすいようにマイコン内蔵ではなく外付けのICを使用しているのでしょうね。
アドレス指定が付いているので、プローブを当ててROM-Writerからの読み出しは難しそうです。
対応するプログラムを作らないと基板上からの読み出しはできなさそうなので、本日はこれまで。
外してしまえばROM-Writerで読めるんでしょうけど。
ワイヤーで延長して外部にE2PROMを出してDIP品にて試験運用するか、
試験用のプローブをつけて充電時の読み書きをモニターするかこれから考えます。
数回使用して残量表示が問題なくなれば何もしなくていいんですけれど