インクジェットプリンタ PIXUS ip3100 ヘッド不良に関する考察

私が使用していたプリンタはキャノンのip3100という機種でした。
2-3週間前、使用しようと思ったらインク詰まりの症状が発生し、水道水などで洗浄作業をしたのですが復活できずに、逆日ヘッドが壊れて症状のさらなる悪化でほとんど印字ができない状態になってしまいました。
修理対応として、同じかたのヘッドを載せた別の機種を使えるよということで入手したのですが、プリンターに挿入すると"不明なカートリッジです。"とのエラーが発生しているようです。
ということで、入手したプリンタのヘッドを分解して構成などを検討します。

接点の基板の裏に何かデバイスがあります。

Microchipの93C56BXX(ROTATED SOIC)とかの互換品らしいです。
型番からすると三星電子かな?
SIIかもしれないけど....
おそらく本家と同じとして、本家のデータシートを参照すると、3線式シリアル(MicroWire)なE2P-ROMです。
容量は2Kbit(128x16bit)です。
さて、ダメな方のプリンタヘッドを利用して、内部の情報を読み込む治具を作ろうと思ってピンアサインを調べてみました。
DIPなどで見かけるピンアサインではなく、1,8ピンが空きになっているピンアサインみたいです。
うちのロムライターはDIPしか対応していない(SO8pinのアダプターがない)のでDIP8pinで変換で作らないといけないね。

E2PROMを書き換えると、不明なパッケージという情報が解除されると嬉しいのですが、それはまた先の方で
現在、ロムライターが荷物の下で行方不明な状態を解決してから。
もしかしたら、半田ゴテにてROMを入れ替えたほうが早いかもね。
暫定報告でした。