9年前のヤマハPASシステムの電池表示に関する考察

おうちの電動アシスト自転車は、ヤマハ『NEW PASリトルモア』2003年発表モデル。
リチウム電池の走りの頃だったのですが、実用本位の車なので、この段階でもNiCd電池の車です。
さすがに8年くらい使っているので、電池が死んでしまって、1-2キロ程度走ると完全にバッテリーが上がってしまう状態でした。
バッテリ自己診断をかけると、実力容量が新品比較30-44%で、充電回数は550回以上とのことです。
お知らせランプもついたままです。
しょうがないので、バッテリーセルリフレッシュ業者にセルリフレッシュを依頼しました。
戻ってきて、早朝に近所の公園まで試乗しに行ったところ、往復4キロ程度で、かなりの坂を含むコースを走ったら、帰宅直前に電池容量表示がゼロになりました。
走行可能距離が2倍程度に伸びた程度にしか感じられません。
カタログ性能の一般路走行*30kmなんて、夢のような数値でした。
カタログ性能の1/2は走ってほしいところです。
最近気が付いたのですが、バッテリー残量ゼロを示す電池残量表示の点滅状態でも問題なくアシストしている状態です。
バッテリーセルリフレッシュ業者は、セルのリフレッシュをするのですが、電池のコントローラ側をリセットなどをしないので、表示がおかしいだけのようです。
ということで、しばらく、残量表示ゼロの状態で、アシストしなくなり、残量表示ゼロの表示すら出なくなるまで電池を使えば表示が正常に戻るかもしれません。
これで元に戻ればいいのですが、戻らないようなら、コントロール基盤自体が電池残量を使用頻度から算出して表示している可能性があります。
その場合は、コントローラの記録用FLASHが外付けで解析可能なら、内部を解析して、書換を行わなければいけなさそうです。
きっと、元の電池のパラメータとか入っているだろうから、全消去で対応できるとは思えない状態です.
めんどくさいなと思っています。
自己学習で実力容量が復活すると良いのですが....
通常に使用していて、実力容量が復活することはないので、ありえないことなんでしょうけれども....
結果は後ほどレポートします。