食器洗浄機
通常生活している家には食器洗浄機がある。
陶器メーカー製の6人用のものである。
購入は94年の12月です。
大変重宝して使っていたのですが、1年くらい前にリコールで訪問修理を受けた。
その修理の後しばらくして、下側の左の噴射ノズルが回転していない状況に気がつきました。
それ以来、メーカ(サポート会社)にクレームをつけるのも面倒で放ってました。
それ以来、"時間があったら修理しなくては..."という心の荷物を持ち続けていた。
今日、無事に修理を始め、問題解決が出来たのでここに記録します。
回転ノズルが付く部分にどこからか進入したゴムパッキンが詰まって
流路を塞いでいました。
このパッキンの出場所は不明です。
ポンプと途中のダクト(このパッキンが詰まっていた場所)はOリングが付いていましたし、その先の上に行くパイプ部分にも同様なOリングが付いています。
今更どこかにつけるにも、切れかかったり、変形しているため使用できそうにありません。
次に水が漏れてきたときにでも考えようかと思っています。
ポンプ部から水漏れがしていたのですが、Oリング部分を掃除して組み直しました。
この修理(?)により、噴射ノズルの回転が正常になり、水漏れも現在確認されない状態になりました。
修理所要時間は1時間ちょっとで終了しました。
この製品の過去のリコールの修理の際に立ち会わなければいけなかったので、修理内容をみていたのですが、
交換した部品は、リレー(SSR?)と配線でした。
元の配線と配線の平型コネクタが小さいもので、湿度のある環境で使用することによって接点が酸化して抵抗を持ち、その抵抗から発熱、発煙に至ったことがあったとのことです。
私自身も電機関連の仕事をしているので、人ごとに思えないミスですが、
コネクタメーカーの仕様書の最大電流で安全率2倍とか、3倍とかで
設計したのじゃないでしょうか。
(私も、安易にそんなふうに設計しそうです。)
他山の石として、記憶しておかなくちゃね。
異種金属の接合とか、いろいろ心配事もあるしね。
リコールになる前で、生産直前で判明していたら、防水グリスとかで何とかなったのではないのかな。
リコールになってからグリスを塗りに行くのでは遅いだろうね。
同じように耐候性が必要な自動車の電装品は命がかかっているから大変そう。
なんちゃって電気屋さんをしているやつの独り言です。