車体が自立するかしないのか(3輪車関連法改正について)

先週に 警察庁は11日、これまで普通免許で運転できた三輪バイクについて、今後は二輪の免許が必要で、ヘルメットの着用を義務づけるなどとする道路交通法施行規則の一部改正を決めたそうだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/4197018/
http://news.livedoor.com/article/image_detail/4197021/
二輪車免許と普通車免許を分ける基準は、何もしなくても自立するか、しないかという点のように思える。
難しい問題だが、警察庁にしてはよい方向の判断だと思う。
まだ、利益誘導の圧力が小さいうちに対応できたのが何よりかもしれない。
個人的には、ヘルメットの使用義務化は十分な強度の車枠を持たないミニカーや、バギーベースのミニカーでもするようにしたかったのではないかと思う。
そうすると、農業用トラクタとか、オープンカーとかでも....と話が広がる。
これから市場に広がる可能性があるものに対してのみの適応になったのではないかと思う。
逆に言うと、それが該当する車両の販売代理店などからの問い合わせか要求によってこれらの審査、変更がされた可能性もあると思う。
中華圏なトライク、バギーを販売しているような会社は(極端に言えば)"雲助"のような会社なので、隙間隙間を縫ってゲリラ的に販売するわけではないので、こんな寝た子を起こすような真似はする訳ないんじゃないかな?

事故の際、ヘルメットの有無で受傷の程度が大きく変わるでしょうから、
それによる不利益は、ヘルメットをかぶっていなかった人だけでなく、事故の関係者や、周囲の人たちにも及びます。
ヘルメットをかぶらないことは、宅配便で、高価なワイングラスを梱包なしの裸で送るようなもの。
または、生後すぐの赤ちゃんを抱いて満員電車に乗るようなものかもね。
お互いがいやな思いをしないようにしたいものです。
(この発想自体、日本的な村社会の発送なのかもしれませんけどね)

この調子で、原付免許廃止も考えてほしいものです。
ただし、これらは、道路交通法施行規則ではなく、道路交通法本体の問題になってくるので、国会マターですけどね。