もしも、宮下公園のネーミングライツが駐車場の料金や貸店舗の家賃だとしたらいくらになるか

ざっくり計算してみました。
宮下公園のうち、1/3を駐車場として貸しだした際の家賃をざっくり考えてみる。
公園の面積10,800平米
月極駐車場単価50,000円/台(2.5*5.0m => 12.5平米)
通路などの空間が必要になるので、駐車場利用効率 => 0.5
とすると
総面積10,800*利用率0.33/単価面積12.5*駐車場利用効率0.5*駐車場単価50,000 = 月額7,128,000 よって年額85,536,000
これを延べ面積 :8150.53平方メートルな渋谷C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)を上記条件で計算すると、
総面積8150.53*利用率0.1/単価面積3.3*店舗利用効率1*坪単価30,000 = 月額7,409,573 よって年額 88,914,873
渋谷区とネーミングライツで契約している金額8千万円に近い金額になる。
同じネーミングライツと言っても、使用方法が全く違うので、単純な比較はできないが、渋谷C.C.Lemonホールは純粋な命名権だけなのに対して、
宮下公園は、かなりの部分を独占的に使用し、工作物や建築物を設置し、それらを独占的に管理し、収入を得ることができる契約になっている(らしい)。
利用率を0.33ではなく、もっと高い値に設定しても良いような気がするくらいである。
また、1/10を店舗として貸しだした際の家賃をざっくり考えてみる。
家賃単価30,000円/坪(3.3平米)
とすると
総面積10,800*利用率0.1/単価面積3.3*店舗利用効率1*坪単価30,000 = 月額9,818,182 よって年額117,818,182
年間1億1千万円ということになる。
利用率が1なら、年間11億円という金額になる。
また、作られるスペースがイベントなども行えるものだとすると、
構造上、2つ以上のブロックに分かれるので、例えば2つのイベントスペースとして貸し店舗、利用率0.1の計算上で1週間貸しだしたとすれば
1スペース/1週間は以下の計算で導きだされる。
1.1億/54(週)/2(スペース) = 110万
また、月極駐車場、利用率0.33、駐車場利用効率0.5とすると、
0.89億/54(週)/2(スペース) = 82.3万
充分に貸出して利益があげられそうな金額になります。
契約の1700万/年だとすると
0.17億/54(週)/2(スペース) = 15.7万
1イベントスペースあたり、500平米、150坪の渋谷の繁華街にある土地ですよ。
....てなことを考えると、年間1700万円は安すぎないかという気が強く起こってきます。
私自身、渋谷区民なので、入るべき金がどこかに逃げているような憤りを感じています。
イベントスペースとすると、埼京線や山手線からよく見える位置にあるので、価値も高いのではないかと思いますが....
近隣が繁華街で、住宅が殆どない点などからしても、騒音苦情は少ないでしょうからね。