シールドスクリーン

30年くらい前にこう考えていた。
人間の感じることはシールドスクリーン
自分の感覚器に入った情報を処理して映し出されたイメージ。
他の人は、同じ物を見て同じに感じているのだろうか?
おまえの言っていることは、私のスクリーンに映っている幻ではないか
私が理解できる私の言葉に勝手に置き換えられているんだよ。
おまえ自身も私の中の幻なんだよ。
幻なら消えてしまえ!!!

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でも、言われたことが非常にうるさく耳障りだった。
同じ物を見ていることは事実らしいだが、同じ物とそれぞれが理解していない。
自分に都合が良いように処理された情報を自分の過去の経験にさらして状況判断される。
だから、年寄りと若者は意見が合わないんだな。
子供の友達の格好を見て付き合うのをやめろだとか...
そういわれて育った子供も、親になると同じことを言いはじめる。
親の世代に近くなって、そう感じはじめた気がする。
できることってせめて生きている最中にうるさく言うくらいしかないのかな?
せっかく生きているんだから、お互いに生きていることを楽しむべきかもしれないのにね。
親からうるさく言われたことの仕返しはしたくないんだけど...